水辺のみどりの楽園つくり ヤママユガ
ヤママユ(ヤママユガ)とは
チョウ目 ヤママユガ科で地方ではヤマコ・ヤママイとも言われています。
日本、台湾、中国などに分布するヤママユガの幼虫でブナ科のクヌギ、コナラ、アベマキ、等の落葉樹、シラカシ、アラカシ等の常緑樹を食樹としています。
繭は萌黄色で、糸は光輝き、山のダイヤモンド、絹の女王とも言われています。古来は、自然の中で生息する天蚕の繭を集めて糸にしていました。今回河畔林にある天然のヤナギを食樹にして繭を採ろうとする画期的方法です。
平成20年6月13日(金) ヤママユ飼育 |
庄内川上条河畔林で試育中だったヤママユは蟻の餌食になりことごとく死滅1固体のみ繭となった。
来年はこのアリ対策が是非必要です。
[アリに襲われあわれな残骸] [ 唯一生き延びたヤママユ]
平成20年4月12日(月) 庄内川上条河畔林に ヤママユガの飼育場づくり |
昨年失敗に終わったヤママユの試育を本年も挑戦
規模を1/3にしてヤナギの本数を多くし密度をあげました。
平成19年6月25日(火) ヤママユガ点検 |
5月28日50匹の2~3令幼虫を放ちましたが丁度1ヶ月たった6月25日点検で、毛虫の大発生で柳の葉が大被害にあい幼虫は7体が発見出来たのみでした
平成19年5月7日(月) ヤママユガの飼育場づくり |
先月準備した飼育場にネット張りを行いました。そして、5月28日(月)50匹の2~3令幼虫を放ちました。
平成19年4月13日(金)、18日(火) ヤママユガの飼育 |
庄内川の上条グランドの南に約1kmに亘り広がる河畔林(上条河畔林と呼ぶ事にしました)に散策路や水辺に木陰のある広場をつくり、草刈やクリーン作戦を行い1年になりました。結果、素晴らしいビューポイントが幾つか出来ました。
本年度はこの河畔林の利活用として、ヤママユガの飼育を国土交通省庄内川河川事務所に提案していましたところ「自由使用の範ちゅう」と言う判断で許可を頂きました。
PS会議 春日井・市民耕作学習会グループと協働として、飼育場つくりに着手しました。ネット張りは交流会のメンバー浜さんの技術で蚊帳のように吊り下げ式で行います。
平成18年6月13日(金 ヤママユ飼育 |
庄内川上条河畔林で試育中だったヤママユは蟻の餌食になりことごとく死滅1固体のみ繭となった。