普通キノコの原木栽培といえば、トチ、サクラ、コナラ、クヌギ等の広葉樹をつかいます。でも最近、針葉樹のヒノキとナメコ、ヒラタケの相性が良いとの情報に、平成22年からみろくの森間伐体験で間伐したヒノキに植菌(太い部分は玉切りにして、種菌接種法で、細い部分は駒菌法で)して見事に収穫できるようになりました。
令和5年12月5日(火) ナメコ、ヒラタケ栽培 |
7月に本伏せしたキノコが出てきました。今年長く続いた暑さの影響か、よく菌が回っていたナメコでも出てきたのは少しだけです。
〔ナメコ〕 〔ヒラタケ〕
令和5年7月31日(月) ナメコ、ヒラタケ本伏せ |
みどりの工房でナメコとヒラタケの本伏せをしました。今年の2月に仮伏せしたものです。ナメコ菌がよく周っていましたがヒラタケはほとんど菌が周っていませんでした。
〔増殖したナメコ菌〕 〔ヒラタケ〕 〔寒冷紗〕
令和5年2月25日(土) 間伐材でキノコの植菌体験 |
愛知県緑化センターでみどりづくり研修として、間伐材でキノコの菌打ち体験を行いました。ヒノキ間伐材を15cmの輪切りにし小口面に種菌を塗ってもう一つの輪切りで挟み込む方法(断面接種)でナメコとヒラタケの植菌を実施しました。今年の秋に収穫できる予定です。
会 場:昭和の森内の交流館
参加者:30名
参加費:1,000円
講 師:みどりのまちづくりグループ5名
ヒノキはできるだけ乾燥しないよう、みろくの森で伐採たヒノキの丸太を作業直前に輪切りにしました。
令和4年12月 ヒラタケがたくさん発生 |
グループ員の箕浦さんが栽培しているヒラタケがよく育ち、12月初めまで3回発生しました。
今年の3月にヒラタケとナメコを植菌して、工房とグループ員の家で栽培しています。
令和4年2月26日(土) 間伐材でキノコの菌打ち体験 |
愛知県緑化センターでみどりづくり研修として、間伐材でキノコの菌打ち体験を行いました。
会 場:昭和の森内の交流館
参加者:30名(午前14名、午後16名)
参加費:1,000円
講 師:みどりのまちづくりグループ6名
ヒノキ間伐材を15cmの輪切りにし小口面に種菌を塗ってもう一つの輪切りで挟み込む方法(断面接種)でナメコとヒラタケの植菌を実施しました。今年の秋に収穫できる予定です。
[配布資料を使っての説明] [三島市からも参加者] [圧着面が外れないよう持ち帰り]
令和4年2月25日(金) 菌打ち体験用ヒノキの間伐 |
26日に愛知県緑化センターで行なうキノコの植菌体験用のヒノキの間伐を行いました。
植菌には伐採直後のヒノキが最適なのですが、緑化センターのヒノキは伐採できないので前日にみろくの森で伐採したものを利用します。
令和3年7月16日(金) ヒノキに植菌したキノコの本伏せ |
みどりの工房でヒノキに植菌したナメコ、ヒラタケの本伏せを行いました。今年の2月に仮伏せしたものです。全部新しいヒノキを利用したのですが、ナメコ菌がよく周っていましたがヒラタケはほとんど菌が周っていませんでした。 〔増殖したナメコ菌〕
〔ヒラタケ〕 〔寒冷紗〕 〔本伏せ完了〕
令和3年2月15日(月) みどりの森でキノコの植菌 |
14日の菌打ち体験で余ったナメコ菌とヒラタケ菌を間伐材のヒノキに植菌しました。メンバー各自が各1組を持ち帰って栽培します。また、3月のヤマブキの捕植に利用する麻袋を「キ―コーヒー株式会社」から頂いてきました。
令和3年2月14日(日) 愛知県緑化センターのみどりづくり研修でキノコの菌打ち体験 |
愛知県緑化センターでみどりづくり研修として、間伐材でキノコの菌打ち体験を行いました。
ヒノキ間伐材を15cmの輪切りにし小口面に種菌を塗ってもう一つの輪切りで挟み込む方法(断面接種)でナメコとヒラタケの植菌を実施しました。今年の秋に収穫できる予定です。
会 場:昭和の森内の交流館
参加者:30名(午前15名、午後15名
参加費:1,000円
講 師:みどりのまちづくりグループ5名
[交流館] [配布資料を使っての説明] [ヒノキは植菌直前に切断]
令和3年2月13日(土) キノコ植菌体験体験用ヒノキの間伐 |
14日に愛知県緑化センターで行なうキノコの植菌体験用のヒノキの間伐を行いました。
植菌には伐採直後のヒノキが最適なのですが、緑化センターのヒノキは伐採できないので前日にみろくの森で伐採したものを利用します。ヒノキの乾燥をできるだけ、抑えるために当日会場で輪切りにします。
令和2年2月15日(土) 愛知県緑化センターのみどりづくり研修でキノコの菌打ち体験 |
ヒノキの間伐材利用のキノコの菌打ち体験には31人の参加者がありました。参加費800円、みどりのまちづくりグループは4人が参加。
令和元年11月22日(金) ナメコ、ヒラタケ収穫 |
7月に本伏せをしたナメコとヒラタケの収穫をしました。今年の夏の暑さのためか残念な結果になりました。
令和元年7月2日(火) ヒノキに植菌したキノコの本伏せ |
令和元年7月2日(火)、みどりの工房でヒノキに植菌したナメコ、ヒラタケの本伏せを行いました。昨年12月仮伏せしたものです。ナメコは全部新しいヒノキをを利用したので菌がよく周っていましたが、古いヒノキを利用した一部のヒラタケはあまり菌が周っていませんでした。
〔仮伏せ場所から取り出し〕 〔植菌した木口面を上向きに〕 〔本伏せ場所を整備〕
〔ナメコは期待できそう〕 〔覆いの上から十分に散水〕 〔本伏せ完了〕
平成31年2月16日(土) ヒノキにキノコ植菌 |
マイナビ(転職、就職紹介サイト)の「マイナビ農業」のライター伊藤雄太氏がみどりの工房でヒノキにナメコの植菌を取材、体験をしました。
「現代農業」平成30年11月号掲載の「ヒノキの間伐材の原木でナメコ・ヒラタケ栽培大成功」を読んで、体験を希望して大阪から見えました。
取材結果はマイナビ農業(2019.3.26)に掲載されました。
ヒノキの間伐材での栽培は平成22年から27年まで、みろくの森で実施していましたが、栽培の場所が確保できず中断していました。昨年12月みどりの工房でに再開しました。
平成30年12月18日(火) みどりの工房でキノコの植菌 |
間伐作業後、みどりの工房でキノコの植菌をしました。シイタケはドングリに植菌し、ナメコとヒラタケは間伐したヒノキに植菌してみどりの工房で仮伏せしました。
平成30年10月(火) 『現代農業』11月号で紹介 |
「現代農業」平成30年11月号(農山漁村文化協会刊)に、みどりのまちづくりグループ高橋顧問執筆の「ヒノキの間伐材でナメコ・ヒラタケ」が掲載されました(pp218-221)。
ヒノキの間伐材での栽培は平成22年から27年まで、みろくの森で実施していましたが、栽培の場所が確保できず中断していました。今年、みどりの工房で再開する予定です。
平成27年12月8日(火) キノコ菌打ち |
11月の間伐体験体験で間伐したヒノキにナメコとヒラタケを植菌しました。
平成27年11月21日(土)第8回間伐・枝打ち体験とキノコ植菌体験 |
午前中みろくの森で第8回間伐・枝打ち体験を行ない、午後は、間伐したヒノキを利用してみどりの森でキノコの植菌体験を行いました。
シイタケはドングリの木に、ナメコとヒラタケはヒノキに植菌しました。ナメコとヒラタケは、今までの断面に菌を塗布する方法から駒菌を打ち込む方法に変えたので、原木を持ち帰って参加者の自宅で栽培できるようになりました。
平成27年11月10日(火) ナメコ、ヒラタケ収穫 |
楽しみにしていた収穫ですが、天候のせいか生育がよくありませんでした。
平成27年10月2日(金) ヒラタケ、ナメコの菌床に寒冷抄 |
7月に本伏せをしたヒラタケ、ナメコの菌床に寒冷紗を掛けました。
平成27年7月7日(火) ナメコ、ヒラタケの本伏せ |
昨年11月の植菌体験で仮伏せを行ったナメコ、ヒラタケの本伏せを行いました。
平成26年11月8日(土) 第7回みろくの森で間伐・枝打ち・キノコ菌打ち体験 |
11月8日(土)みろくの森で第7回間伐・枝打ち体験を行ないました。
午後は癒しの森でキノコ(シイタケ・ナメコ・ヒラタケ)の植菌体験を行いました。ヒノキ間伐材を15cmの輪切りにし小口面に種菌を塗ってもう一つの輪切りで挟み込む方法(断面接種)でナメコとヒラタケの植菌を実施しました。
栽培には一年を通じて十分な水気が必要なので、癒しの森は最適です。今年は県有林事務所から許可が出たので、一年ぶりに栽培できるようになりました。来年の秋に収穫の予定です。
平成26年7月25日(金) ヒラタケ本伏せ |
平成25年10月ポプラの間伐材にヒラタケを植菌、仮伏せしました。この日本伏せを行いました。菌の周りは最高でした。
平成24年11月10日(土) キノコ植菌体験開催 |
11月10日(土)みろくの森で一般募集の市民、親子、スタッフ総勢50名でヒノキの間伐・枝打ちを行ないました。
午後には間伐したヒノキを玉切りにして、ナメコ、ヒラタケの植菌体験も行ないました。昨年植菌したヒラタケが沢山発生しましたので子供達が大喜びで収穫しました。
平成24年10月9日(火) ナメコ菌床に寒冷紗 |
昨年12月みろくの森で間伐材に植菌し、本年6月に本伏せをしたヒラタケ、ナメコの菌床に寒冷紗を掛けました。
平成24年6月22日(金) ヒラタケの本伏せ |
平成23年12月16日(金) ナメコ、ヒラタケ植菌 |
みろくの森や頓明の雑木林のナラ枯れ病の伐採木にシイタケの菌打ち、ヒノキの間伐材にヒラタケの植菌を行ないました。
今回ヒラタケの植菌は、駒菌法で初めての試みです。
ナメコの駒菌法は一昨年から続いておりよくキノコがでます。
平成23年11月12日(土) 間伐と枝打ち体験とキノコ採り |
9月18日(日)に除伐体験を行ったヒノキの県有林でヒノキの間伐と枝打ちを行いました。
終了後、昨年間伐材にナメコ、ヒラタケの植菌したほだ木に沢山キノコが発生しましたので、キノコ採りもおこないました。皆さん初めての体験で大いに楽しみました。
平成23年2月 「林業あいち」2月号にヒノキの間伐材利用ナメコ栽培が掲載されました |
山の手入れをすることで発生する材を何とか有効に活用する方法はないかと常々思っていたこともあり、「ヒノキの間伐材でナメコがつくれるらしい!!」という林業普及指導員の言葉に乗せられてみることにしました。そしてヒノキの間伐材を使った原木ナメコの栽培に断面接種と駒菌接種の2種類の方法で挑戦してみました。
植菌と仮伏せ:平成22年3月20日(土)
「第2回間伐・枝打体験」の折、ヒノキ間伐材を15cmの輪切りにし小口面に種菌を塗ってもう一つの輪切りで挟み込む方法(断面接種)でナメコの植菌を実施。
ヒノキだけでは失敗したら何も残らないので、保険の意味でその他の広葉樹(コナラ、スダジイ、サクラ)についても植菌を行なった。植菌後、杉人工林の林床にてホダ木の仮伏せを行った。乾燥は大敵なのでホダ木が乾燥しないようムシロを被せ、その上を杉の枝葉などで覆った。
本伏せ:平成22年7月25日(日)
林業普及指導員から「そろそろ本伏せしないと手遅れになるよ」とせかされて、設置場所の地面を平らにし、周囲を間伐材などで囲って枠を作りホダ木を並べ、ホダ木とホダ木との間を地山の土で埋めていった。埋設が終わったら乾燥と日除けを兼ねてムシロで覆い十分に散水を行った。
ナメコの発生:平成22年10月25日(月)
気温が下がってきたので確認しに行くとキノコが出ていた!!が・・・しかし、果たしてこれが目的のキノコなのかどうなのか自信がなかったので、早速、林業普及指導員に写真を送って確かめてもらいナメコが発生していることを確認した。
ナメコの初収穫:平成22年11月4日(木)
今後のナメコの大発生?に備えてムシロをはずし、キノコに落ち葉などが付かないように寒冷紗の屋根を設置した。この日は初物のナメコが3株ほど収穫できた。
ナメコ狩り:平成22年11月13日(土)
「第3回間伐・枝打体験」を実施し終了後、参加者とナメコの収穫を行なった。本命のヒノキの間伐材からも立派なナメコが発生していた。伏せこんであるホダ木の半数以上にナメコが発生しており、皆で山の恵みの収穫を堪能することができた。
また、秋のヒノキの間伐と同時に玉切りした原木に駒菌を植菌する方法においても、翌年の秋に断面接種と同様たくさんのナメコが発生し収穫できた。
それでは肝心のヒノキ間伐材の原木からできたナメコのお味ですが、当初心配していたヒノキ臭さというものも特になく、広葉樹のものと比べてもそん色ない味でおいしくいただけました。
山の手入れをすることで発生する材の有効活用という目的で始めたヒノキの間伐材を始めとする色々な材へのナメコの植菌ですが、一応当初の目的は達成できたと感じ満足しています。会のメンバーも「こんな恩恵があるのならありがたい、今後の励みになる」と、これからの森林整備にますます意欲がわいているようです。
~ これでまた一つ山での楽しみが増えました
山からの恵みに感謝です ~
・・・・以上掲載記事・・・
平成22年11月28日(日) ナメコ、ヒラタケ収穫会 |
3月20日第2回みろくの森間伐・枝打ち体験参加者に声をかけ、ナメコ、ヒラタケを収穫して貰いました。
平成22年11月13日(土)間伐材でナメコ、ヒラタケ栽培成功!! |
3月20日の第2回みろくの森間伐体験で間伐したヒノキに植菌、(太い部分は玉切りにして、種菌接種法で、細い部分は駒菌法で)しました。
6月まで仮伏せし、本伏せしたところ、11月に見事にキノコが発生しました。
[接種法ナメコ] [接種法ヒラタケ] [駒菌法ナメコ]
また、ヒノキの間伐材の新しい利活用の提案ができます。
キノコは11月13日(土)の第3回みろくの森間伐・枝打ち体験の参加者に収穫して貰いました。皆さん初めての経験で大喜びでした。
平成22年7月25日(日) ナメコ、ヒラタケ植菌本伏せ |
3月20日みろくの森で第2回間伐体験にて間伐材に実験的にヒラタケ、ナメコの植菌を行い「仮伏せ」したほだ木に菌がよくまわり7月25日体験者と一緒に「本伏せ」を行いました。
この実験が成功すればヒノキの間伐材の利活用が増えることになり、尾張農林水産事務所林務課の職員3名も立ち会われました。
菌良くまわり真っ白のほだ木 本伏せ「僕も手伝ったよ」